店長日記
FULLCOUNT “S0105 WWII (WPB Regulation)”
2020年12月18日
FULLCOUNT “S0105 WWII (WPB Regulation)”13.5oz Original Selvedge Denim ワンウォッシュ済です
[Tシャツ付き] です
12月19日(土)から発売開始です
今回の大戦モデルは、戦時中に物資の使用制限をするため合衆国政府から仕様の簡素化を余儀なくされた時代に、簡素化を受け入れはするがどうしても生地の耐久性に於いてのみ妥協を許さなかったという、その後のジーンズの発展の歴史的に非常に重要となった大戦時におけるデニム素材の進歩にフォーカスしたモデルです。フルカウントの総力をあげて生地を分析し、糸づくりから取り組んだ今まで以上にこだわり抜いた大戦モデルです。
【No.S0105 特徴】
●シルエットは0105型。
●ヒップポケットを正方形に近い形にし、やや歪んだステッチワーク
●ポケットスレーキにはオリジナルヘビーネルが使用
●持ち出しの下部は折り込まず切りっぱなし
●前身頃裏側フロントセンター端のロックミシンの省略
●リベットは刻印ありとなしを混ぜて使用
●トップボタンは唐草模様のドーナツボタン(ブラウン)、比翼ボタンはプレーンドーナツ(シルバー)の3個仕様。
●ヒップポケットの隠しカン止め(裏カン)は省略
●コインポケット口はもちろんリベット省略で返し縫い仕様
●ロック掛けの運針は広くし、全体の糸調子はかなり強めになっているので非常にパッカリングが出やすくなっています。
●フルカウント定番モデルジーンズでは廃止になった赤タブが付き
日本製
13.5oz Original Selvedge Denim
コットン100%
ワンウォッシュ済み
29,480yen(26800)
Full Countによる【No.S0105 コンセプト】です
フルカウントでは創業初期からほぼ年に1度のペースでリリースし続けている大戦モデル。今シーズンは大戦モデル生産開始から25年ということで、大戦前のデニムとは明らかに異なるこの味わいのあるデニムは当時物資規制の中なぜ作られていたのか、また期間中の縫製レベルがなぜ極端に低かったのかなどの謎に思いを馳せながら、フルカウント及びバックグラウンド含めて総力を挙げて制作に取り組みました。大戦モデルが当時WPBの要請によって、アーキュステッチ、隠しリベット、シンチバック、コインポケットのリベット等のディテールの簡素化を余儀なくされた事は周知の事実でありますが、実はデニムのオンスの引き下げの指示もされていました。しかし耐久性の低下だけは妥協しないというリーバイス社の強い要望を政府が受け入れる形となりそれまで12.5oz だったデニムを逆に13.5oz まで引き上げたという逸話があります。そのデニムを解析するため現物の古着から糸を解き、撚糸回転数などを調べた結果、通常のXX に比べやや強撚のネップ入りの糸で綿葉カス入りの紡績であることが分かりました。糸のムラ形状も綿の配合や機械の設定をすることで当時のものと同様の自然機械ムラを再現しました。驚くことに経糸と緯糸が、その撚糸回転数、形状、番手までが異なる物であったという発見がありました。 綿自体の色目は現在は品種改良によって白度が高いものが生産されていますが、当時の茶綿に近いクリーミーな色を再現するよう米綿(E.M.O.T「イースタン、メンフィス、ニューオーリンズ、テキサス」) を配合しています。大戦モデルの縫製技術が低かった理由としては、縫製工場の多くが軍服の生産に職人を費やさなければならなかったため、熟練工ではない素人にジーンズの縫製をしてもらわないといけなかったのだと思います。この再現についてはすべきかどうか悩んだ末、素人に縫製をしてもらう事はせず、熟練の職人に普段の持ち場(担当箇所)をコンバートするなどして生産をしていただきました。
[Tシャツ付き] です
12月19日(土)から発売開始です
今回の大戦モデルは、戦時中に物資の使用制限をするため合衆国政府から仕様の簡素化を余儀なくされた時代に、簡素化を受け入れはするがどうしても生地の耐久性に於いてのみ妥協を許さなかったという、その後のジーンズの発展の歴史的に非常に重要となった大戦時におけるデニム素材の進歩にフォーカスしたモデルです。フルカウントの総力をあげて生地を分析し、糸づくりから取り組んだ今まで以上にこだわり抜いた大戦モデルです。
【No.S0105 特徴】
●シルエットは0105型。
●ヒップポケットを正方形に近い形にし、やや歪んだステッチワーク
●ポケットスレーキにはオリジナルヘビーネルが使用
●持ち出しの下部は折り込まず切りっぱなし
●前身頃裏側フロントセンター端のロックミシンの省略
●リベットは刻印ありとなしを混ぜて使用
●トップボタンは唐草模様のドーナツボタン(ブラウン)、比翼ボタンはプレーンドーナツ(シルバー)の3個仕様。
●ヒップポケットの隠しカン止め(裏カン)は省略
●コインポケット口はもちろんリベット省略で返し縫い仕様
●ロック掛けの運針は広くし、全体の糸調子はかなり強めになっているので非常にパッカリングが出やすくなっています。
●フルカウント定番モデルジーンズでは廃止になった赤タブが付き
日本製
13.5oz Original Selvedge Denim
コットン100%
ワンウォッシュ済み
29,480yen(26800)
Full Countによる【No.S0105 コンセプト】です
フルカウントでは創業初期からほぼ年に1度のペースでリリースし続けている大戦モデル。今シーズンは大戦モデル生産開始から25年ということで、大戦前のデニムとは明らかに異なるこの味わいのあるデニムは当時物資規制の中なぜ作られていたのか、また期間中の縫製レベルがなぜ極端に低かったのかなどの謎に思いを馳せながら、フルカウント及びバックグラウンド含めて総力を挙げて制作に取り組みました。大戦モデルが当時WPBの要請によって、アーキュステッチ、隠しリベット、シンチバック、コインポケットのリベット等のディテールの簡素化を余儀なくされた事は周知の事実でありますが、実はデニムのオンスの引き下げの指示もされていました。しかし耐久性の低下だけは妥協しないというリーバイス社の強い要望を政府が受け入れる形となりそれまで12.5oz だったデニムを逆に13.5oz まで引き上げたという逸話があります。そのデニムを解析するため現物の古着から糸を解き、撚糸回転数などを調べた結果、通常のXX に比べやや強撚のネップ入りの糸で綿葉カス入りの紡績であることが分かりました。糸のムラ形状も綿の配合や機械の設定をすることで当時のものと同様の自然機械ムラを再現しました。驚くことに経糸と緯糸が、その撚糸回転数、形状、番手までが異なる物であったという発見がありました。 綿自体の色目は現在は品種改良によって白度が高いものが生産されていますが、当時の茶綿に近いクリーミーな色を再現するよう米綿(E.M.O.T「イースタン、メンフィス、ニューオーリンズ、テキサス」) を配合しています。大戦モデルの縫製技術が低かった理由としては、縫製工場の多くが軍服の生産に職人を費やさなければならなかったため、熟練工ではない素人にジーンズの縫製をしてもらわないといけなかったのだと思います。この再現についてはすべきかどうか悩んだ末、素人に縫製をしてもらう事はせず、熟練の職人に普段の持ち場(担当箇所)をコンバートするなどして生産をしていただきました。
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★新型コロナウィルス対策でのお願い
<新型コロナウィルス対策で入店制限のお願い>
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●お名前・お電話番号・郵便番号・等をお教え下さい
●手の消毒と検温も御願い致します
●マスクの着用を御願い致します
★以下の方の御入店をお断りさせて頂きます
●発熱、倦怠感、咳など体調の優れない方
●2週間以内に海外から帰国された方
●コロナウィルス感染が疑われる状態、等の方の
●マスク着用のない方
●その他、当店コロナ対策に従って頂けない方 の御入店はお断りさせて頂きます
★店内が混雑する場合は予告なく入場制限をさせていただく場合がございます
★現在、直しは当店ご購入品のみの受付です
※股下を含めた「直し」をお持ちになる方は、綺麗に、お洗濯した直後で承ります
・お洗濯直後とは、お洗濯後に一度も穿いていない状態です
★他店でご購入品の股下直し等の直しは受付を停止しております。