店長日記

画像: STUDIO D'ARTISAN“G3タイトストレート ”SD-903

STUDIO D'ARTISAN“G3タイトストレート ”SD-903

2021年01月12日

STUDIO D'ARTISAN(ステュディオ・ダルチザン)の メーカーワンウォッシュです。

シルエットはSD103タイプより股上がやや深く、ウェストサイズがやや大きめです。
0.5~1サイズくらいは大きめです。
ですので、SD103よりも1サイズ小さめが穿ける可能性もあります。その場合はSD103よりもタイトな感じがします。しかし、股上はSD103よりも深めです。
バックポケットも、やや大きくなっていて「Gパン」と言う雰囲気になっています。また、裾幅もやや細くなっている印象です


伝説として語り継がれていた1920年代の力織機「G3」で織り上げられてデニムを使用したジーンズです。
G3デニムはタテのテンションを緩くして織りあげる俗称「ダラシ織り」と呼ばれる織り方になっています。その為「G3」は「G3を操れる熟練の職人」が機械調節で行ってはじめて稼働しますいます。
その結果、現在の織機では表現出来ないムラ感やザラツキが現れます

※ご注意
素材の特性上、織キズの様な感じのムラ感があります。また均一ではないので、生地の表情も多彩です
その雰囲気が「G3」で織り上げられていると言う証にもなります
ご理解頂き、ご注文して頂きますようにお願いを致します


綿100%
日本製
14オンスデニム
ワンウォッシュ 

23980yen

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「G3とは」
“G3”とは、今から半世紀前に作られた力織機[豊田自動織機G3型]で通称“G3”と呼ばれていました。

現存する機械はごく僅かというだけでなく、メーカーにも資料が残っていないということでした。
豊田自動織機製作所(現 豊田自動織機)の創業者でありトヨタグループの創始者である豊田佐吉によって1924年に作られたの“Gシリーズ”でした。
この織機は、「総合的性能」と「経済性」で世界一と評された「G型自動織機」の後継機として開発され、薄手から厚手まで多彩な生地を織ることができるようになった当時最高峰の力織機でした。

その後、仕上がりの正確性、生地の均一性、生産スピードの早さが重要視されていく市場に対応し、力織機の技術革新は留まることなく進んで行き、その結果“G3”は稼動の際に多大な労力がかかり、メンテナンスのたびに相当な手間を要し、そのうえ1時間に5mほどしか織れない生産効率の低さがネックとなり、次第に第一線から姿を消していったようです。

ダルチザンが偶然発見したこの「G3」は部品の調達すら難しくメンテナンスも困難を極めるために、いつまで稼働できるのか分からない織機です
よって、 このG3で追われたデニムがいつまで作られ続けると言う保証は御座いません。

G3が織り上げるデニム生地は、独特のざらつきや糸のムラ具合を醸し出す、唯一無二のマシンです。
そんな伝説の“G3”を稼動させ、オリジナルデニムがダルチザンによって復活されました。











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